子育てママは絶対に読むべき!本当に勧めたい性教育の本
「赤ちゃんってどうやってできるの?」って聞かれたらどうしよう…。
母親なら誰しも思ったことがあるのではないでしょうか。
私も不安に思った一人です。
コウノトリが…なんてよく聞く回答例ですが、それはちょっと違うんじゃないかなぁと。
大人が答えづらいから誤魔化しているだけなんですよね。普通に嘘ですし。
かと言ってどう伝えたら良いのか…正解のない問いのようにも思えてきてしまいます。
しかし!この問題にもちゃんと正解はあるんです。それを教えてくれたのがこの本。
「お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」
初めて見た時、タイトルに衝撃を受けました。
あ、確かに教わってないや…これは読まなければ…!と使命感に駆られ、即買いしました。
性教育は命の教育
「性教育」と聞くと、ちょっと恥ずかしくて目をそらしたくなるような気持ちになってしまいます。
私は動物と関わる仕事をしていたので繫殖や交尾はわりと身近で、そこまで抵抗感はありませんでしたが、この本の読後は、「性教育は卑猥なものでも恥ずかしいものでもない!」そう胸を張って言うことができます。
性教育は命の教育です。
どうやって新しい命が誕生するのか、正しい性の知識を得ることで、自分の命も他の人の命も大切にできる人間に育ってくれると私は信じています。
防犯のための性教育
私が高校生の時のことです。
部活動で帰りが遅くなり暗い道を友人と二人で歩いていました。
いつも通りの道。でもその出来事は一瞬でした。
木の陰に隠れるように人が立っているのが視界に入った瞬間…
「やべっチンコ見られた」
男の人の声が聞こえ、その内容にゾッとしました。
すぐに友人の手を掴んで振り返ることなく逃げました。
今思い返しても、あの時一目散に逃げたことは正しい判断だったと思います。
でもそれは、私が高校生で、その状況に恐怖を感じるだけの知識を持っていたからです。
もし、何も知らない子供が、同じような出来事にあった時、果たして身の危険を感じることができるのでしょうか…。
今だからこそ家庭で性教育を
生まれた時からインターネットがあり、ワンクリックで何でも知ることができる時代です。でも、ネットは間違った情報で溢れています。
学校では肝心なことは何一つ教えてくれません。私たち親も、学校では教わっていないですよね?
子供がインターネットを使って間違った知識を持つ前に、親が教えてあげなくてはならないのです。
本の紹介
実際に子供にどう伝えたら良いのか?
性教育で色々な言葉を覚えたら、外で言いふらすのでは?
私が性教育に対して思う疑問や不安をこの一冊の本が全て解決してくれました。
筆者曰く、「性教育は100利あって1害なし」
知識がないせいで危険な目にあってしまう子供が一人でも減りますように…。