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ブルドッグのチェリーと元アニマルトレーナーの日常

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これだけは教えておきたい犬のトレーニング~待ての話~

こんにちは!今日は久しぶりにトレーニングの話です。

いつもトレーニングやしつけの話を書く時はだいたいお伝えしているかと思いますが、あくまで私の個人的な意見です。

トレーナーの資格は持っていません。

トレーナーとして働いていた経験から自分の意見を書いています。

全ての犬に当てはまることではないので、「こういう考え方もあるんだ~」程度の気持ちで読んでいただければと思います。(^^)v

 

 

目次

 

 

はじめに

レーニングとしつけの違い

私も少し前までごちゃ混ぜにしていましたが、トレーニングとしつけは似て非なるものだと最近思うようになりました。

今後ブログを書きやすくする為にここで定義づけしておきます。

 

レーニン

犬にやってほしい動作を教えること。(おすわり、伏せなど)

しつけ

犬と飼い主が快適に暮していく為の約束事。

日常生活での問題行動を正すこと。

レーニングや日々の生活を通して、犬<飼い主という主従関係を教えること。

 

今回の「待て」はトレーニングに当てはまります。

 

 

待てができるといいこと

危険から回避できる

例えばお散歩の時、チェリーは車が危険な物だと認識していないので、車が走っていようがいまいが平然と横断歩道を渡ろうとします。(^_^;)

当然ながら信号を理解する事もできません。なのでいつも信号が赤の時は、「待て」青になったら、「行くよー」と声をかけています。

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主従関係をハッキリさせやすい

動物に最も教えるのが難しいのは我慢をさせることである。と聞いた事があります。

多くの動物にとって、「自由に動けない=危険があっても逃げられない=ストレス」ということらしいです。

動物は本能のままに生きていますから、本能よりも優先して飼い主の、「待て」が聞けるのはそれだけ主従関係、信頼関係が構築できている証拠です。

 

 

 

待ての教え方

ご飯を使うやり方

ご飯があまり好きではない犬にはおやつやおもちゃでも代用できます。

 

①犬は座らせて、飼い主は立ってご飯を持っている状態

②「待て」と言う(ハンドサインもつけると覚えやすい(手のひらを見せる等)

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③1秒でも座ったままでいられたら、「よし」と言ってご飯をあげる

④食べている最中も褒める

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これを少しずつ難易度をあげていきます。

①→飼い主が座ってご飯を持っている状態→ご飯が下に置いてある状態→ご飯を下に置き、飼い主が少し離れる→少しずつ距離を伸ばす

③→時間を延ばしていく

 

「よし」と言う前に食べてしまったら、「違う」又は、「NO」と言って取り上げます。

少し時間をおいてから再挑戦しましょう。犬が何故ご飯を取り上げられたのか考える時間を作ります。5分くらいでいいと思います。

再挑戦する時は必ず難易度を下げて、確実に成功できるようにします。

 

 

ご飯がなくてもできるようにしていく

上記の方法でけっこう重要なのが④です。

犬にとって飼い主に褒められるというのは充分ご褒美になります。

ご飯の時に完璧にできるようになったら遊び感覚で、「待て」をさせてみましょう。

この時はまた基本に戻って1秒でも待てたら大げさに褒めます。そしてまた難易度を少しずつあげていきます。

ここで注意すべきなのは、やりすぎないこと。

犬の集中力は長く続きません。犬が飽きてやらなくなる前にやめておきましょう。

あくまで遊び感覚です。(^^)

 

もしここでできなくても𠮟る必要はありません。

おやつを使ってみたり、おやつを持っている風に見せたり、飼い主自身も楽しんでやっていくことが大切です。\( ˆoˆ )/

 

 

アイコンタクトも一緒に教えよう

犬とコミュニケーションをとる上でアイコンタクトは非常に重要です。

ご飯待てが多少できるようになったら、犬と目が合った瞬間に、「よし」と言うようにしましょう。

ずっとご飯を凝視してしまう犬には、口笛を吹いたり手を叩いたり、小声で名前を呼んだりして注目させます。この時、大げさにやってしまうと、「よし」の合図と勘違いする可能性があるのでさり気なくやるのがポイントです。

 

犬は待っている間、ずっと飼い主を注目する習慣がつきます。

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他のトレーニングを行う時にも飼い主に集中できているかわかりやすくなるので、アイコンタクトも教えておいた方がいいと思います。

 

 

ご飯待てについてこんな意見も

長時間待たせると早食いになる

ご飯に対しての執着が強くなる、ということらしいです。

早食いに関してはその子の元々の性格なども起因すると思うので、待てをさせたから早食いになるとは一概には言えないと思いますが…。

でも、待てができるようになったのならいちいちご飯の時に待たせる必要はないかな、とも思います。

早食い癖のある子はおやつで教えていくのがいいかもしれません。

 

お皿を下げようとすると怒るようになる

これも理由は上記と同じです。

しかしこれは…。(-_-;)

「待て」どうこうの前に完全に、「犬>飼い主」になっていますね。(;´д`)

怒る、もしくは唸る時はムキになってでも取り上げた方がいいです。

食べている最中にワザとお皿を触って確認するのもいいと思います。

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万が一、危険なものを口にした時に取り上げられないと大変ですからね。

おもちゃやガムを使って取り上げる練習をするのもオススメです。

 

 

最後に

待てができるようになったら他のトレーニングも教えやすくなります。

そのことも踏まえるとやっぱり、「待て」は教えておいた方がいいかなと思います。

ちなみにチェリーは、生後3ヶ月で習得しました。

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レーニングやしつけを教えるのは飼い主の為にも犬の為にもなります。

積極的に取り組んでいきましょう!p(^_^)q

 

 

過去記事

レーニングについての記事

 

bull-cherry222.hatenablog.com

 

しつけについての記事

 

bull-cherry222.hatenablog.com

 

 

bull-cherry222.hatenablog.com

 

 

bull-cherry222.hatenablog.com

 

 

bull-cherry222.hatenablog.com

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

また更新します。(^^)/