犬の爪切りの話
動物病院で順番待ちをしていた時、愛犬の爪切りを病院でやってもらう人が意外といて驚きました。
そんな!爪切りごときでお金を払うなんてもったいない!と思ってしまう私です。(^^;)
爪切りが嫌いで大暴れしたり本気噛みしたりする子は難しいですが、ちょっと嫌がる、逃げる、軽く噛みつく程度なら諦めずに飼い主さん自身がやった方が主従関係もハッキリするので良いと思います。
仕事柄大きめの犬の爪切りばかりやっていたので小型犬飼いの方は参考にならないかもしれませんが、いつもやっているコツを書いていきます。
※今回の記事に書いてあることはあくまで個人の意見です。
目次
注意すべきポイント
ご存知な方も多いと思いますが、犬の爪には血管が通っています。
爪が伸びてくると血管も伸びてしまうので定期的な爪切りが必要です。
爪のピンク色の部分が血管なので、ここを切ってしまうと出血します。
痛がる犬も多いです。
1度切ってしまうと痛みを覚えて爪切りを嫌がるようになる子もいます。
私は5年半ほど犬のお世話をする仕事をしましたが、血管まで切ってしまったのは1回くらいです。多分。記憶が正しければ。(笑)
初めはただ切っていただけですが、だんだんとコツを掴んできました。
チェリーは生まれてから1度も爪切りで出血したことはありません!
爪切りのコツ
足の裏から切る
犬の足の裏を見ると、どのように爪がのびているかがよくわかります。
ちょっと下手ですが💦↓
ピンクが伸びていく部分、黄色は凹んでいる部分です。
このピンクのところを切ります。
伸びてくると凹んでいるところに土が詰まって汚くなるので、ピンクの部分と黄色の部分が平らになるように切って、最後に鋭利になる先っちょを少し切っています。
↑ハサミタイプの爪切りを使っています。
ギロチンタイプより感覚が掴みやすいので好きです。
切った後は爪やすりで微調整
爪切りだけだと切った部分が縦割れしやすくなってしまいます。
爪切りの後に爪やすりで丸くすることで予防できます!
人用の爪やすりです。
たまに指の毛が挟まって抜けますが、抜かれた本人が気にしてないので気にしていません。(笑)
爪が黒い子には
毛色によっては爪が黒い子もいますよね。
そういう子は血管が見えないので非常に爪切りしづらいです。
対策としては、ちまちま切っていくしかないです。
上記で紹介した、爪の裏から見て周りの伸びている部分を平らにするように切ればまず出血することはないと思います!
あとは、白い子も同じですが血管が伸びないようにこまめにチェックして定期的に切ることが大切です。
チェリーの場合
チェリーはゴローンができるので爪切りの時はいつも横になってもらってからやっています。
↑これは寝てるだけですが(^^;)こんな体勢になってもらいます。
やっぱりちょっと嫌みたいで、切っているとたまに足を引っ込めようとしてきます。
無理に押さえつけて切り続けることも出来ますが、嫌な事に嫌な事を重ねる意味がないので私はあえて引っ込めさせます。
手は離しません。
チェリーの足を持ったまま、チェリーの体に足を近づけるとそれ以上引っ込めることが出来なくなるので、結果として押さえつけなくても動けなくなります。
あとは声かけが大事です。
「ダメ!」「待て!」など強く厳しく言うよりは、「まだよ〜待てよ〜そうそう」と大きすぎない声でなだめるように言った方がチェリーはいい子にできました。(*^^*)
ちなみに、ゴローンの体勢でやるとかなりやりやすいです!
散歩後に足を拭く時にも助かるので、お家飼いのワンコには教えた方がいいと思います!
長くなってしまったのでゴロンの教え方はまた次回にします。٩( 'ω' )و