犬のトレーニング〜ゴロンの教え方〜
明けましておめでとうございます!
先週は年末で忙しく、更新はお休みさせていただきました。
今年もよろしくお願いします。
チェリーは年末も年始も関係なく食っちゃ寝食っちゃ寝しております。
さて、今回は前回書ききれなかったゴローンの教え方を書いていきます!
目次
はじめに
トレーニングをする時に大切なこと
褒めるタイミング
これは犬に限った話ではないですが、教えている事、して欲しい事ができた瞬間に褒めないと動物はなかなか理解できません。
叱る時も、悪い事や悪戯をしているその瞬間に叱らないと、何故叱られているのか、何がいけなかったのか理解する事ができません。
完成形のイメージを持つ
動物に何かを教える時、トレーナー自身が教える事の完成形をイメージできていないと教えられません。自分がわからない事を人に教える事ができないのと同じです。
例えば、チェリーのゴロンの場合。
私が教える時に持っていたイメージはこの体勢です↓
今でもたまに手を抜いてここで止まりますが↓
これは完成形ではないので褒めません!
もし褒めてしまったら、この形でいいよ、と教えていることになります。
叱りすぎない
トレーニングをしていると出来ない壁にぶち当たることが多々あります。
そういう時はどうしても人はイライラしがちですが、叱りすぎてしまうとトレーニングを嫌がる犬になってしまいます。
動物は嫌な事は絶対にやってくれません。
私の尊敬するアニマルトレーナーさんは、「犬は1叱ったら10褒める」とよく言っていました。今でもその教えを大切に、無理をさせずにトレーニングをしています。
ゴロンを教える手順
座る→伏せ→ゴロンの順番で完成形にもっていきます。
おすわり
伏せ
チェリーは伏せがなかなか出来なくて苦労しました。
右手にフードをいくつか握り、座ってるチェリーのお尻を左手で押さえて、口元に右手を持っていく→少しずつフードを食べさせながら右手を下げていく→伏せのポーズになった時にフードを全て食べさせて褒める。
のやり方でできるようになりました!
今ではグーにした手を床に置く事がコマンドになっています!
ゴロン
伏せの状態からお腹やお尻を撫でると少しずつ倒れていきます。
チェリーはトレーニング初期の頃はなかなかお腹を見せてくれなくて、半ば無理矢理横に寝かせていました。
多少無理矢理形にしても、すぐに大袈裟に褒めれば嫌な記憶は残りません。
できるようになったら
「待て」と言ってゴロンの形のまま落ち着いていられるようにします。
ゴロンを教える前に、「おすわり」「伏せ」「待て」は出来ていた方が良いです。
ちなみに、普段からよくお腹を見せてくれる子は教えるのが簡単です。
ゴロンの形になった時に褒めておやつをあげればどんどんお腹を見せる子になります。
後はゴロンの形になる時に「ゴローン」と何度も言いながら言葉(コマンド)を教える→ゴロンできたら褒める。の繰り返しでできるようになります。
余談
チェリーはショーの出番でゴロンをしていました!
その時はお芝居の中なので「ゴローン」と言う事ができず、「うわぁ〜」と言いながら一緒に倒れる、というのがコマンドになっていました。
今でも、「ゴローン」と言ってもできますが、「うわぁ〜」と言う方が反応が良いです。
最後に
トレーニングは犬と一緒に暮らす上で欠かせないものです。
犬は家族ですが、人間ではありません。
いざと言う時の為に飼い主の言うことを聞く犬に育てることが飼い主の義務だと私は思います。
普段からコミュニケーションの一環としてトレーニングをする事で主従関係の確認にもなりますし、犬にとってもいい刺激になります。
ゴロンができると散歩後の足拭きや爪切りもしやすくて助かりますよ!
では、また更新します!
※今回の記事はあくまで個人的な意見です。
全ての犬に当てはまることではありません。